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ごぶさたしてます。GFYフォトスタジオです

最近友人のTがα6600を購入したとの話を聞いて、「比較してみてぇなぁ・・・」

っと言っていたので、「じゃあやってみよう!」

とのことで今回はSONY製のミラーレスカメラ

α6600 と  α7SⅢでの比較をしていきたいと思います。

先に結果から言うと、やはりフルサイズは強い!

とだけですが・・・それ以外にも比較ポイントがあるので以下の検証実験ヲレポートします。

  

レンズは自分はα7SⅢですがシグマの24-70mm F2.8 DG DN [ソニーE用] サードパーティー製

相手はAPS-Cのα6600ですが、純正のE 16-55mm F2.8 G SEL1655G 純正

いいなぁ!Gレンズ!純正じゃないとズームした時のMFアシスト(静止画) がズーム側でうまく動作しない不具合があるんですよねぇー

カメラ紹介

「α6600」発売2019/8/29 

当時の小型ミラーレスのハイエンド機種、手振れ補正あり、4K動画撮影も可能、最新のAFを積んできてめちゃくちゃピントが合いやすく使い勝手がすごく良い。

新型バッテリーで撮影枚数が増えたりしている、軽い!!、最近後継機の6700が発売されそう。

 

「α7SⅢ」発売2020/7/29  

昨年発売されたフルサイズセンサーのカメラ、低画素、4K120fpsやフルHD240fpsの1/10スローモーション録画を可能にたハイエンド機種、静止画の超超高感度さながらメインはどっちかつと動画撮影機、もちろん手振れ補正もあり、記録メディアは特殊で業界初!CFexpress TypeAメモリーカード採用、メチャ高速だけどメチャ高い

 

 

さて、検証当日の夕方、自分はTの職場にワクワクしながら突撃しまして、当の本人は「仕事してるから勝手にしてて」との事、そんな寂しい( ;∀;)

仕方ないので直前に八号線オフハウスで購入した600円の炭治郎フィギュアと400円の初音ミクフィギュアを検証用に購入しました。

*同じシリーズで煉獄杏寿郎さんのフィギュアあったけど、あっち2000円ぐらいしてた、人気ぱねえ*

今回検証に使うフィギュアと目が細かい布(提供T)をこんな撮影環境でテスト

    

ミクさんでかいけど、この子袋で売られていて400円でした!やすいけどクオリティ高い!可愛い!

明かりがかなり暖色より、オレンジがかかっているので、ホワイトバランスで色合いだけ少し調整してます。

明かりも少ないので三脚使用して低速シャッター、追加で自分のスマホのLEDを当ててます。

正面からのショットは実際に使った画像です(全体図のは画素は1/4にして載せてます)

*ほんとはミクと布の写真も作りたかったけど数が多く目面倒になったのでカット!*

**ここで注意手振れ補正は三脚する際は切っておきましょう、誤動作します。**

 

まずでISO感度を100~3200までコスプレ撮影で使う範囲ぐらいで比較

色合いはちょいズレいますが全然使える範囲、多少残る、壁や右肩口あたりがわかりやすいかと。

両方とも3200まではふつうに上げても使えるレベルが確認できました。

どんと上がって12800から、α6600のほうは歯の隙間が消えかかってます。

ちなみにこの画像は部分をかなり拡大 切り取りしてあるので、全体をパットみただけでは12800とはわかりづらいです。

ノイズはちょっとのってるなかな~とわかる程度、

しかし

32000を超えると歯の隙間のディールがα6600では消えてしまい、この域では常用で使うには緊急時以外でシャッター速度稼ぐとき

以外ではあまり推奨しません。

α7sⅢでは32000でもぎり歯の隙間が見えますが、そこまで、51200になると背景ノイズが増えて、歯のデティール部分も消えてしまいます。

良い画質とはここらでは言いづらいですね。

ISO感度が80000だとフルサイズでもノイズがひどいですが、α6600だと背景もすでにじゃみじゃみですね・・・

一番下はα6600には無い拡張感度、場所が余ったのでα7SⅢのおまけです。

むしろ25万とか40万とかどこでつかうんだって話ですが・・・・

ここまでで両機を同じISO感度で比較してきましたが、今度は片方づつISO感度を変化させてみた結果を紹介

まずα7SⅢ

 

こうみるとα7SⅢでは12800ぐらいまではそのまま使えそう・・・?

でも普段使いで12800とか走ってる人を室内で撮影するときぐらい、それでも使うかな?って感じです。非常に状況が厳しい時でないつかわないかと思ったりもします。

んで↓なんですが、ノイズ除去とかシャープかけてみたかんじ↓

 

これだと32000ぐらいまで使えそうな気がしてきました。

繰り返し言いますがこれは画像の一部をドアップで撮影した場合なので、本来もっと全体的にみるため

こんなノイズの確認までしないと思います。しかし40000だと細かい部分のスジボリ部分や

口の形などがあいまいになってくるため、もっと強力な補正が必要ですね、そうなるとちょっと面倒です。

では次、α6600での通常比較

α6600での比較、こちらは非常にわかりやすい。

25600と6400の間でノイズが多く出ていることがわかります。

それ以降だんだんと色が薄くなり、80000あたりから背景の色の境目もボヤボヤです。

同じα7SⅢと同じ修正を施したのがこちら↓

 

25600まではなんとか使えそうですが、やはりそれ以降はノイズが厳しいですね。

 

まとめ

今回思ったのはフルサイズは当然のことなのですが高感度での色再現率が半端ないと思いました。

ノイズの乗り方は予想通りでしたが、予想以上にフルサイズの常用感度が高い、さすがα7SⅢだと思いました。

ただ、画素数的な問題があり、環境が良い時はα6600でもα7SⅢと対等に使えるだろうなぁと思う所存

ただ感度が上がるにつれてコントラストが低い色が薄い写真になっていく傾向と、ノイズの出方がわかりやすいと思いました。

 

今回の検証データは個人で比較した同じメーカ同士の結果です。

めちゃくちゃ厳密なデータではないです。

他社と比較した場合、色合いやノイズの出方も変わってくると思います、あくまで参考程度にお願いします。

 

次回は同じ高感度フルサイズカメラ同士でも、約8年前の旧型と最新機種のセンサー、画質の比較をしたいと思います。